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四年生が部活を続ける価値 [応援]

秋季リーグ戦が終わって、ほぼ1ヶ月が経過しようとしている。

今年はいろいろなめぐりあわせと、
家族の理解も得られた中で、
男子女子とも2戦ずつの応援が叶った。

・・・愛知から
さいたま市の埼玉大学弓道場とか、
草加とか、千葉の津田沼とか、
遠くは勝浦まで行った。
(中島さん、清水コーチ、勝浦までお連れ頂き、ありがとうございました)


フツウ考えて、オカシイ人かもしれない(笑)

だが、これまで何人のOBOGにも言っているが、
自分自身にとって埼玉大学弓道部の応援は、
サッカー日本代表や、好きなプロ野球チーム、サッカークラブを応援するようなもの。
好きなバンドのライブに行くようなもの。
どんなに遠くとも、金がかかろうとも、
旅費をかけ、観戦チケット代、ライブチケット代をかけて、応援に行く、参加する。
それと一緒。


もっとも
私よりももっとすごい人は、世の中にゴマンといる。

王座決定戦の観戦に宿泊で行ったとき、
相部屋になった九州の福岡在住の大学弓道部の監督さんに聞いた話。
大学弓道部のための、応援、付添はアタリマエ。
仕事が終わると、
ほぼ毎日大学の弓道場に行って、ひとりひとりの射をチェックする。
どうすれば中るようになるか、毎日ひたすら考える。
(・・・その人の本職が何なのか、
 非常に気になるところではあったが、聞けなかった(笑))


そんな人と比べたら、
私のやってることなんてゴミクズみたいなもんだが、
それでも、今自分が何をしたいかと考え、
今自分にできるすべてを全力でやっていることには変わりない。
それは比較するべきものではない。


自分のやっていることがゴミクズだろうが、
自分のやっていることに、胸を張っていたい。


・・・明日の11月3日の祝日は、
実は私の会社の事業所は出勤日だったのだが、
一か月以上前から、有給休暇を取っていた。

決勝大会の応援のため。

男子が出ても女子が出ても、どちらも出るのが理想だが、
どうにでもなるように準備をしておいたが、、、
結果として、有給休暇は単なる自分の休みになってしまった。。。


男子の最終戦に、家族の都合でどうしてもいけなかったことが、
少しだけ悔やまれるが、
自分自身でできるかぎりのすべては尽くした。

明日は
自分自身の練習にでも充てる一日にしようかと思っている。



さて
最近のリーグ戦には、
四年生が多く参加し、応援に顔を出すようになった。

非常に喜ばしいことではあるが、
その分、四年生自身のことは大丈夫なのだろうかと少し案じることもある。

四年生でリーグ戦に参加する者たちは、
大抵次の進路が決定している者たちがほとんどではあるので、
そこまで心配することはないのだろうが、、、


ただ
間違いなく四年生は忙しい身であることには違いない。
自分自身の将来を決める就職活動、
公務員になるため、大学院進学のための受験勉強、
理系ともなると、研究室での研究活動もある。
アルバイトを続けている者も当然いるだろう。


自分自身も理学部出身だが、
授業以外の理由では、研究室に9時に入って実験を開始するように言われ、
それが月曜日から土曜日まで続く。
私の場合、化学系だったので、
実験の内容次第では、実験が深夜に及ぶこともあり、
実験室で寝泊まりしたということもあった。

実際の実験以外にも、
3~4ヶ月に一度、
自分自身の研究に関わる英語の文献を読み、
その内容について、教授や助手の前で、詳細報告をする時間が設けられており、
(文系でいうとゼミにあたると思う)
慣れない技術英語で書かれている
全く知らない未知の内容の説明をする手段を考えるのに、
相当な時間がかかったことを覚えている。


おそらくは、
毎日こうした忙しい活動の中で、
弓道部に顔を出し、
弓を引いていたと思う。
応援に来ていたと思う。

おそらくは、
幹部を引退し、一度部活から離れ、
自分自身の弓道の射技のパフォーマンスも
ベストの時と比較すると、
決して思うような射ができなかったであろう状態で
弓道部に顔を出し、
弓を引いていたと思う。


その姿勢には、
尊敬の念を抱いた。
感動を覚えた。


おそらく、
こうした姿を、
3年以下の後輩たちは見ていたに違いない。

それが
次のチームへとつながる
第一歩になっていることは間違いない。


私自身、
『四年生になっても、
 弓を引きたいと思う気持ちが、カケラでも自分の中に残っているのであれば、
 絶対に弓を引いた方がいい。
 中る中んないなんか、関係ない。
 四年生が部活で弓を引く価値は、中りだけではない。』
というようなことを
10年以上前から言ってきた。


今年も
四年生が活躍し、
それぞれに頑張っていた。

その姿に、
拍手を送りたい。


おつかれさま。
感動を ありがとう。

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