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1年生は 今年が 最後 [応援]

決勝大会が終了し、
王座に出場する代表校以外の大学弓道部にとっては、
春先から半年以上続いた試合シーズンは過ぎたことになる。

しかし
毎年と同じ日程で新人戦がある場合には、
まだ試合シーズンは終わっていないと強調したい。

今が シーズン 真っ只中。

これも最近、毎年のように言っている。


新人戦は
概ね1年生だけで構成されるチーム戦、もしくは個人戦のため、
必ずしもその大学弓道部のチームのベストメンバーではないことを考えると、
特別な、異質な試合と言えるかもしれない。

しかしこうした特別な、異質な試合であろうと、
全力でぶつかっていってもらいたい。


これから大学はむつめ祭を迎え、
おそらく今年も餅屋をやるのではないかと推測している。
1年生が主体で動くこのむつめ祭、
準備にかなり手間取ることが予想される。

その傍ら、
自分自身の射技を十分に磨き、
試合までのプロセスにおいて、
決して手を抜くことなく、
万全の状態で試合に臨めるようにしてもらいたい。

来年度から始まる試合で、
あいつらに、これからの試合で本当に勝てるんだろうか。。。と
大きな存在感を示してもらいたい。


どんな試合であろうと、
試合の大小があろうと、
その目標となる試合に向かって、
全身全霊を賭けて努力すること。

その試合当日に、
自分自身の全身全霊を賭けて、
自分自身の射をすること。

そのひとつひとつが、
自分自身を、自分たちのチームを成長させる原動力となる。

実力の有無、的中率の高い低いなんて関係ない。
結果を気にするなとまでは言わないが、
それ以上に、
本気で今に生きているか。
本気で今に向き合っているか。
それが大事なこと。

結果が良いに越したことはない。
悪い結果が出たとしても、
そのプロセスにおいて、嘘偽りなく努力したのだったら、
必ず先に繋がる一歩になる。


そこでひとつ、
自分自身の心にこう言ってみてほしい。


「1年生は 今年が 最後」


体育会系の部活に所属するような4年生は当然、
部活に所属する今年が最後の年だから頑張ろうというのは、
まあ普通なことかと思う。

しかし
1年生も今年が最後の年であることに
そこに何の違いも無い。


1年生で全関、全日、関甲信、秋季リーグ戦に出られた者、
控えの選手に選出された者は
本当にわずかだと思うが、
その者たちは、本当に
「1年生は 今年が 最後」と思って、
試合に臨んでいただろうか?
1年生だから、このくらいで、、、とか思っていなかっただろうか?

先輩たちを差し置いてでも、
今年最後の4年生を押しのけてでも、
俺が、私が、試合に出場して、
勝利を決める一本を引くんだ!と思っていただろうか?


1年生では試合に出られなかった者たちの方が
大半だと思うが、
その者たちは、本当に
「1年生は 今年が 最後」と思って、
自分自身が自分のできる仕事で
徹底的に自分のチームに貢献することはできていたであろうか?

来年からのシーズンは、今の1年生の出番だ。
それを見越して、日々練習しているであろうか?
今度こそ俺が、私が、射位に立って、
戦うんだ!と決意をしているであろうか?


中る奴らがいるんだから、
中る先輩がいるんだから、
自分は関係ないとか思っていないだろうか?

本気で伊勢に行くチーム、
全国区で勝てるチームになりたいというならば、
例えば新人戦で3人立を組んだら、
1立12射で二桁出すとか、総詰して立皆中するとか、
立に立った一人一人が
そのくらいの気概を心に持っていなければならないというのは、
今年の秋季リーグ戦を見ていて感じなかっただろうか。



君自身の成長なくして、
伊勢の道はありえない。



今という時間は二度と帰ってこない。
だからこそ、今年は最後、今に生きると強く心に思い、
部員全員のベストパフォーマンスを発揮してもらいたい。



1年生は 今年が 最後
これからは 君たちの 出番だ



・・・まあ当然、
自分自身の勉学において、
心配事を抱えている状態では、
弓道だけでなく、いろいろなことに取り組むにも、
中途半端になってしまい、
何をやるにしても、
自分のベストパフォーマンスは出せない状態となってしまう。
出席しなければならない授業や、
与えられた課題は確実にこなして、
まずは毎日を一生懸命に過ごしてもらいたい。

そんなみんなの一生懸命を応援したい、
その一生懸命に自分自身も負けないように、
自分自身も自分の一生懸命を楽しみたい。
そう考えている。

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