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4スタンス理論 と 妻手の取懸けの形 [弓道]

師範から、4スタンス理論の話を聞いたのは、
たしか2016年の冬の埼玉大学弓道部忘年会で聞いたのが初めてだったと。

『4スタンス理論』という名前については、知っていた。
週刊ヤングジャンプで連載されていた「GRAND SLAM」という漫画で、
人の身体の動きは4種類存在しているという話を読んだことがあり、
漫画にしては話がかなり深いなぁと読み飛ばしていた。

師範から聞いた内容は、
上腕と下肢の筋肉の付き方がタイプ別で違うので、
それに従った動きをすることに留意するとよいという話だった。

両腕を前に回した方がやりやすい人、
両腕を後ろに回した方がやりやすい人、
両太ももを内側に締めたほうが下半身が安定する人、
尻を締めて腰を前に送り込む方が下半身が安定する人、
それぞれがいる、という内容だった。


その話は何となく腑に落ちた。


両腕に関してはあまりよくわからなかったが、
両太ももを内側に締める意識の方が、
自分の胴造りの意識にはあっている。

逆に尻を締めて、腰を前に送り込む、というのは、
全くと言っていいほどできなかった。

射やカラダのコンディションが良いときに
この意識をかけても、結局できない。

単に自分は運動神経が無いから、
単にヘタクソだからできないんだと思い込んでいたが、
どうやらそうではないらしい。

この4スタンス理論というものに照らし合わせると
どうやら自分には到底ムリなカラダの使い方なんだ、
ということがわかった気がした。


そこから自分なりに
4スタンス理論について調べることにした。


その過程で気づいたことは、
どうも妻手の取懸けの形も、
人によって違うのでは。。。という推測だった。

弓道読本に記載されている『鉤の手の内』
電車のつり革に手を引っ掛けるときに、
熊手のように引っ掛ければ、自分の体重の半分くらいは支えられる。
その応用を妻手の手の内に応用する。
大学在学中からこの意識にはだいぶ助けられたが、
実は、違和感を感じていた。

どうやっても『鉤の手の内』の形が崩れる。。。
弓構えで『鉤の手の内』を組むが、
引分け・会になると、自分の場合、これが確実に崩れることに気付いていた。

普通、握り拳(ゲンコツ)を作ったときに手の甲の関節が浮き出るが、
(難しい言い方だと「中手指節関節」とか「MP関節」というらしい)
『鉤の手の内』では、
この関節が浮き出ないように、手の甲の熊手を崩さないようにしなさいと記載がある。
そうでないと『つまむ手の内』になり、指先にチカラが入り、
手ヂカラが入るという説明だったと記憶している。

人には熊手を崩さないようにと言いつつ、
実はこれが、自分ではできなかった。

射やカラダのコンディションが良いときに
何度も何度もこの意識をかけたが、結局できない。
胴造りの意識と同様だった。
やっぱり自分ってヘタクソなだけなのかと思っていたが、、、
これもそうなのか?と思いながら、
しばらく考える時間続いた。


その後、ある程度確信を持つ記述に出会う。
弓道教本第二巻を見ると、
P89の浦上範士の「取懸けの型」写真を見ると、
手の甲の関節が確実に浮き出ている。

そのページをめくりP91の神永範士の妻手手の内の写真を見ると、
弓道読本の写真で記載されていた
『鉤の手の内』の写真と同じような形をしている。
(あくまで私の私見です。)


この『鉤の手の内』ができる人とできない人が確実にいるであろう。
自分はこの『鉤の手の内』にこだわる必要は、全くない。

少々ほっとした気がしたが、
この結論に至るまで、約25年。。。。。。

遠回りしたという実感と同時に、
この4スタンス理論というものを
もう少し深く知る必要があるのではないかという気持ちが
自分の中に出てきた。

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4スタンス理論 [弓道]

さてようやく更新。と思いきや。。。

4スタンス理論のレッシュプロジェクトのコーチ級を取得はしたのですが。。。
こういうブログやSNSで、
理論について、詳細に語ってはいけないというルールがあったことを忘れていました orz
そのためには、コーチ級よりもの上位資格を取得する必要があるようです。
(たぶんあと10年以上かかります(笑))

なので、このルールに抵触しない程度の話にとどめないといけないので、
この先の話は、もうしばらくかかりそうです。

詳しく知りたい方は、下記を参照ください。
http://www.4stance.com/
http://www.reash-project.net/


まあ
実際に指導者の方の話を聞き、
お金と時間を使ってコーチ級まで取得して、
見えたことが確実にあるし、
立ち方や、カラダの使い方は確実に変わりました。

たまに来ていた腰痛やらギックリ腰やらも、
かなり減ってきました。

しかし
学生時代に培ってきた引き方は、
実はこの4スタンス理論に照らし合わせると、
全く異なった引き方だったので、
現在自分のカラダにあった引き方を模索中です。

最近は、
週1回の弓道練習で、
自分の筋肉の記憶との闘いの日々です。

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なんと1年半も

放置していたとは。。。
ちょっと書きたいことも出たので。


この夏季休暇中、
埼玉大学弓道部夏合宿に行く前に、
私の埼玉の深谷の知り合いのところで、
自分の技量確認等も含めて練習させてもらっていましたが、、、

なんと
埼玉大学弓道部の卒業生に再会することができました!

まさかこんな形で会えるとは。。。

こうして埼玉大学弓道部の卒業生が
弓を続けてくれるということ自体が、私にとっては喜びです。

9/3開催のOB戦で、また会えるでしょうか。
お互いに技量を高めあえるように、
私もまた気持ちを新たに、頑張ろうと思います。


そういえば
捻りの話題の話は、多少進展がありました。

4スタンス理論についても、
その理論を展開するレッシュプロジェクトのコーチ級を取得しました。


今週中のどこかで情報アップすることができれば。と思っていますが、、
明日から仕事だし、
8/16~8/18までの千葉の土善旅館での
埼玉大学夏合宿の疲れは、
昨日1日休養してほぼ回復したので、
今日も100本くらい引きたいので、
今日のところはここまででm(_ _)m


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捻り 3 [弓道]

師範から最初に「捻りが足らない」と言われた夏合宿で、
(2015年だったかと。征矢弓具のかけが手元に届いたのが2014年11月だったので)
捻りをかける方法を習った。

弓構えで妻手の手の甲と弦を垂直にするようにして、そこで取懸けを作る。
打起しの終点で、手の甲が床と水平になるように打起す(実際にそうならないがそういう気持ちで)。
あとの意識は特に教わらなかった。

弓構えで捻りの条件を整える。
そこから先は準備したものを以って、引分けるだけ。
その意識は非常に自分にフィットした。


それから。

愛知の豊橋に戻ってきて、
しばらくその意識をかけながら練習してみるが、
ビデオを確認する限り、
やはり戻る離れは治らなかった。

離れ単体のだけの意識では、
射が壊れる。
八節の節の流れが分断され、
それまで準備していたことが
すべて会・離れで壊れる。。。

捻りと、戻る離れ・緩む離れの原因との関連性が、
全く分からなくなってきた。


そのうち。

弓構えで捻りの条件を整える意識自体も、
だんだん自分に合わなくなってきたように感じてきた。

普段であれば、
ここで「捻り」の意識を捨てているところ。

しかし
ここでこの捻りの条件を整える意識が
使えるようにならなければ、
先がないのだろうか。。。

そんなことを思いながら、
捻りについては、ひとまず放置することとして、
週に1回の練習を続けていた。



そして翌年の夏合宿(2016年だったかと)。

やはり捻りが足らない、とのこと。
2年連続で「捻りが足らない」と言われると、
さすがに何も考えないわけにはいかないだろうと思っていたところ、
当時の現役学生が、
師範から指導されていた「かけの差し方」を、自分も習った。

かけの台皮を引っ張って、
可能な限り人差し指、中指、薬指の指先の先端にかかるようにする。
小紐を引っ張りすぎない。
小紐の付け根と乳皮(かけの内側で子紐が通っている部分の皮)はつけない。
小紐を巻くとき、台皮の上を通し、
手首の「くるぶし」の肘側(難しいコトバを使うと「豆上骨と尺骨の間あたり」)を通す。
後のかけ紐は、手首に巻いて収める。

この方法も、非常に自分にフィットした。


しかし、
「弓構えで捻りの条件を整える」「かけの差し方」だけでは、
会まで捻りの意識がかからないということが分かりかけてきた。


そして
このころに知ったのが、
4スタンス理論だった。

(つづく)

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卒部 おめでとうございます [応援]

先ほどZOOMによる卒部会が終了しました。

当初
昨年同様に、
埼玉大学弓道場で卒部会を開催するという話だったので、
ぁぁ、また今年も行けないのか、、、と思っていたら、
今どきのオンラインで開催と。

正直、ちょっと、
こういった会を、オンラインで開催するのはどうなのか?
やはり会える人はFace to Faceで会ったほうがいいんじゃないのかな。。。
とも思いましたが、


実際に参加させてもらうと、

感じる空気感が
やっぱり大学弓道部。

学生のまっすぐな想いが
画面からビリビリ伝わってくる。


こういうオンラインで
何かがココロに伝わってくるってのは、
正直戸惑いを感じながらも、
埼玉大学弓道部の面々を見ていて、
ひっさびさに真っ直ぐな瞳の前に立ったような感じがして、
すごく新鮮な空気でした。


まあ よくよく考えれば ウチん中でしたが(笑)
嫁・娘どもに、スーパー銭湯行っててもらって正解だった(笑)


興奮冷めやらぬまま
ひっさびさに家でPCのキーボードをブッ叩いてます。


やっぱり
そこに集まる人のココロが、
そこに集まる人のチカラが、
部活という場所を創るんですよね。


ワタクシの信条として、
酒を酌み交わす人が変われば、
同じ酒でも違った味になる、
だからこそ楽しい。
それと一緒なんだと思いました。



卒業生の皆様、おめでとうございます。

昨年1年は、まったく弓道部としての活動ができず、
もどかしい思いをされたと思いますが、
本当に前代未聞、過去に前例のない状況下に置かれながらも、
今日の最後までこの埼玉大学弓道部に在籍し、
晴れて今日卒部したということ、
自分の誇りとしてもらえればと思います。

挨拶をする時間を頂いた際にも言いましたが、
今までも、そしてこれからの社会を動かしていくのは、
人のココロ、人のチカラです。

人のココロの状態で、
パフォーマンス自体が変わる、
ココロを良い状態に持っていけばいくほど、
弓を引くパフォーマンス自体も良くなっていくという経験を、
弓道を通して、弓道部を通してできたのではないかと思います。

そして自分自身の心を、仲間の心と合わせ、
心のベクトルを合わせて、
自分たちの決めた目標に向かって、進んでいったこと。
それは、この弓道部を通して得られた、心の宝なんだと思います。

これから皆さんは、
それぞれ違った道に進み、
会おうと思えばいつでも会えた、同期の仲間、弓道部の仲間とも、
いっとき会えなくなることもありますが、

ちょっと手続きを踏む必要は、
時間を作る、手間をさく必要はあって
メンドウかもしれませんが、

当時の仲間にあえば、
私がそうだったように、
いや、今でもそうですが、
弓道部に居た頃の自分を思い出せると思います。
明日を生きるチカラを貰えると思います。

この弓道部で自分の心を尽くして弓を引いたこと、
この弓道部で出会った仲間を大切に、
この先の各々の道を歩んでもらいたいと思います。


そして願わくば、
またどこかの弓道場で、
同じ大学の弓道部を卒業した者同士として、
心技体を共に磨きあう日が来ることを、

我々の紫の旗のもと、
共に声を枯らし(←応援・矢声出せる状況であれば(笑))
今を生きる埼玉大学弓道部の
応援・支援を共にできる日を楽しみにしています。


いつまでも懲りない
埼玉大学弓道部を愛して止まない自分も
皆さんにまた会う日まで、
弓道家として、もっと精進を続けていこうと思います。


埼玉大学弓道場で、
どこかの試合会場で、
大学弓道部のヤツラが集まる場所で
お会いしましょう!


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迷い [日記]

ご無沙汰しております。

コロナウィルスの終息の目処は、まだまだ先のようですが、
いかがお過ごしでしょうか・・・

こちらは、県境をまたいだ移動ができず、
暇すぎて、このブログに戻ってこれましたw
なんともまぁ、情けない話です。。。

このブログのログインの仕方も、
1年くらいで変更されていて、
ログインするだけで30分くらい考え込んでしまいました。。。(笑)

仕事も1年、忙殺の極みでした。
昨年インフルエンザに罹患してブログを綴って以来、
全く更新する気にもなれませんでした。


理由は3つ。


仕事で、PCのWordファイルに向かって文章を作成する時間が圧倒的に増え、
家でPCに座る気が失せてました。

家に帰ってきてまでPCを見たくないという、それが理由のひとつです。

ただ今年の3月まで残業に追い回された影響を、
全て見える数字で積み上げてきていたので、
ようやく職場も私を見過ごすことができなくなったようで、
4月から仕事が終わらなくとも帰れと言われる日々が続いて、
逆に今度はメンドくさくなっていますが。。。

まあ、このまま残業の嵐で、体を壊すよりはマシだったのかもしれませんが。



妻手の捻り自体を研究していて、
自分なりの答えが見つからなかった、
これを人に教えるとしたら、
どう表現するべきなのか、答えが見つからなかったためです。

過去の私自身の投稿を見返していましたが、
現時点で、そこから少しだけ進んだ意識になってはきましたが、
「妻手の捻り」という、
本当に基礎の基礎ができない状態で20年近くきてしまったんだなぁと
今更ながら、自分に呆れております(笑)

・・・まあ、ここまで弓道続けたから、
わかったことなのかもしれませんが。。。

私自身の認識ですが、
弓道教本第一巻で、
「懸口十文字」
「右手は弦にまかせ、右肘で引くこと」
射法八節図解で、
『引分け』で、弓の下(本弭)を「右肘にて引く気持」の赤矢印から、
「妻手の捻り」を推測しなさいということなのかもしれないですが、
「妻手の捻り」という直接的な文言は、書いていないと思います。

なので、大三とったときに、弦が弽の弦枕から飛んでいかなければ、
必要ないんじゃないのかなと、本気で思っていました。
捻りがわからないから、四つ弽に変えたというのもありますので。

ただこの4~5年くらい、妻手の捻りのことを考え続けていて、
やっぱり妻手の捻りは、弓道の基礎の基礎だった、
実は取懸けの「妻手の手の内」は、大きく分けて2種類の形になる、
(弓道読本に書いてある「鉤の手の内」が、万人に当てはまるわけではなかった、
 少なくとも私自身には、合う意識ではなかったことに、今更気づいた)
会でのビクりや、戻り離れを修正するためには、どうやら妻手の捻りは必須なのかもしれない。

それだけは確かに、私自身の感触としてつかみましたので、
時間のある時に綴っていければと思います。


怒涛の練習不足のためです orz

最近「口で弓を引く」ということになっていないかと、
非常に気になっています。

理論は唱えられるが、具現できない。
射で、中りで、弓を見せることができない。

一番なりたくない姿に、
一歩一歩近づいていっているように感じています。

こうしてブログを綴ること自体、
私的には、弓を引きながらの表裏一体だったので、
その時間が奪われていっていることが、
このブログから足が遠のいた理由にもなっていました。

まだ具現には程遠いですが、
自分なりの射の答えが少しだけみつかったように思いますので、
そろそろ少しずつ復活しようかと思います。


・・・こうして書いていて、
次の更新1年後だったら、
笑止千万! と言ってください m(_ _)m


コロナウィルスが終息したら、
しっかり練習もしたいと思います。

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m(_ _)m [日記]

ご無沙汰しております。

約10カ月
このブログを放置していました orz

ここまで放置することになるとはねぇ。。。
思っていませんでした。


それもこれも
愛知に来てからというもの、
こっちの仕事が忙しすぎる。

仕事に出かけたあとは
このご時世、可能な限り残業するなと言われているのもあって、
昼休みに休んでいる暇は無し。
めんどくさくなって、最近職場で昼飯食ってない。

それでも仕事をする人は増えない、
仕事だけが入ってくる一方で全く余裕無し、
結局残業して(笑)夜帰ってくるのも遅い。

・・・最近は年度内の残業時間上限に到達寸前のため、
そこまで遅くまでは残れないが。。。
4月になったら、またロケットスタートの予定ですwww


じゃぁ今日はどうしたの?って疑問が起きるかもしれませんが、、、
今日は自ら志願して夜勤なのですよ。

私の仕事の性質上、
会社で数十人が使用している共通の測定機械があって、
それを占有して仕事をしなければなりません。

私のやっている仕事は、ラインに乗っかった仕事ではなく、
未来の会社の仕事を創る開発部門の仕事ため、
やはりラインに乗っかった仕事よりも優先順位を下げられてしまうということで、
普段はそれで残業ということも多いのですが、
年度内の残業時間上限に到達寸前を回避するためには、
こうして夜誰も使っていない時間帯を狙って、仕事を進めるしかないということで。。。

16:30スタート・1:15終了という夜勤に入っています。

しかしこれがなかなかキツイ。
その日に寝るのはやはり3時か4時くらいになるので、
午前中いっぱい寝ていないと、翌日眠くてたまりません。

昨日は下の娘の誕生日で有休使ったので、
朝も普通に起きられたので、
こうしてPCの前に座っています。


・・・仕事って、そこまで忙しいものなのでしょうか?と思われるかもしれませんが、
入った会社の規模と職種次第じゃないでしょうかね?

弓道続けるために市役所の公務員になった人を知っていますが、
結局その人は、残業の嵐吹きすさぶ部署に配属になって、
全く練習が出来なくなったと聞いています。。。なんだかセツナイ話です。


あとはたぶん、私自身の性格の問題なのかもしれません。

「あいつは仕事がデキナイ。遅い。」
「頼んでもやってくれない。」
そう思われるのがイヤでたまらない。

「自分に起こった問題は、自分自身で決着をつけないと気が済まない」
「自分の中にいるもう一人のK〇T〇N〇が、中途半端を許さない」
これは大学弓道部で培った精神なのかもしれないなぁと思います。
もうちょっと器用に生きられればいいのですがね。。。



最近の弓道状況。

練習は週に1回できればマシ。
ここで書いていた「妻手の捻り」を
ようやく習得できるようになってきたような気がして、
会離れでのびくり、アオリもなくなってきているような気もするが、
一向に前に進んでいる気がしない。

頻繁に大学の弓道場に行ければ、
どんなに忙しかろうと、
ここに書けるようなネタが何か閃くのかもしれないが、
心の中に浮かんでこない。

まずは捻りに関する話題から復活させていこうかと思いますが、、、
また復活するのは数ヶ月後かもしれません。。。


とりあえず
現役学生の皆さん、
追い出しコンパでお会いしましょうm(_ _)m

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捻り 2 [弓道]

「捻り」の話をする前に、、、

「捻り」の指導を受けるため、
というより、
『戻る離れ・緩む離れの解決策についての指導』を受けられるように、
布石をしていたことがある。


かけを、無争かけから、征矢弓具のかけに変えていたこと。


愛知に転勤になって1年経過して、
戻る離れ・緩む離れは全く治ることはなかった。

『かけにチカラを預ける意識』『弓手手の内の虎口の皮の巻き込み』は、
おそらく確実に自分のモノにはなっていた。
それでも、戻る離れ・緩む離れは全く治ることはなかった。


しかし
愛知の地元の道場に行っても、
自分を指導してくれる人は、身近にはいない。

愛知の地元の道場で、
何人か自分の射を見ていた人もいたが、
自分の望む指導を提供してくれなかった。

見た目のこと、要するにうわっつらしか見られていなくて、
深堀りをするような指導には出会えなかった。

誰の話を聞いていても
直感で「これは違う」と思ってしまって、
言うことを信用することができなかった。

当たり前だ。
自分から指導を受けに行っているわけではないから、
相手も本気で指導してくれるはずもない。

自分から指導を受けに行くという選択肢もあったのかもしれないが、
このまま愛知に骨を埋めるつもりは無いため、
将来的には、愛知を離れることを考えると、
ここであまり深く根ざして、指導を受けても得なことはないと考えた。

さらに、自分は称号持ち。
称号者なら、自分の行くべき道は、
自分で考えるのが当たり前だということなのかもしれない。
おそらく自分から指導を受けにいったとしても、
「自分で考えろ」と一蹴されるだけで終わる可能性が高いと感じていた。


愛知にいる間は、
1射1射ビデオを回して、
徹底的な個人練習を積む他ないと考えた。

それなら
愛知の地元の道場で引くより、
個人練習の時間を確実にとれる道場を探したほうがいいと考えて、
練習環境の整備も始めた。


それでも、
自分がいま進む道が、間違いでないのかどうなのか?
それを1年に1回でも確認する場所が欲しかった。


それが自分にとっては、埼玉大学弓道部の夏合宿。
今でも非常に貴重な機会。

こういう場所があることが、
率直に、非常にありがたい。


学生弓道を卒業し、
大学の弓道場から離れられずに、
社会人弓道に挑戦することを躊躇していた時期に、
自分の背中を押してもらったうちの一人が
師範だった。

「あなたもやってみなさいよ」

埼玉大学弓道場で、
京都大会でそう言われたのが、
自分の社会人弓道の第一歩目だった。

それからしばらくは、
埼玉の川越の弓道場と大学の弓道場で自分の腕を磨く日々が続いたが、
埼玉大学弓道部の指導陣に加わってから、
師範からいろいろと助言を頂く機会が増えていた。

不思議といろいろ、
自分の感覚にフィットするのを感じたのを覚えている。

今現在愛知の地で、
誰の指導を受けることもない状態では、
師範の指導を受けることが、
『戻る離れ・緩む離れ』を解決するために、
自分の中に欠けている何かを探し出すために、必要なのではないかと考えた。


・・・師範から指導を頂くにあたり、
効果的な指導を受けたいと思ってみたときに、
おそらく当時使っていた
無争かけが障害になる可能性があると考えた。

無争かけを使い始めたころは、
指導する人にとっては、
どう指導したらよいのか、難しいという印象を持たれていた。

単に控えが柔らかくて、
帽子の付け根が柔らかいというだけなのに、
何か「違うモノ」を見るような目で見られていたことを思い出す。

それでも当時は、
自分の射は矢数が作ってくれるものであり、
ある程度の指導や手引きは必要だが、
結局のところ、矢数をかけて、体で覚えていくしかないので、
「違うモノ」を見る目で見られていても構わないと思っていた。

しかしもし、
この無争かけを使っていることで、
師範にとって教えづらいと思われているのであれば、
変えたほうが良いのかと考えていた。

ちょうど無争かけの捻り皮に穴が開き、
使って10年くらい経過していたので、
そろそろかけの変え時かとも思ったので、
平成15年度卒の木内くんの使用していた征矢弓具のかけを誂えることにした。


予想は的中した。


かけを変えたことが決定打だったとは思わないが、
「捻り」をかける意識を習ったのは、
征矢弓具のかけに変えて翌年の夏合宿でだった。



(つづく)

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ご無沙汰です 本当にご無沙汰です [日記]

ようやくここに帰ってこれました。

せっかく家のPCを更新したというのに、
毎日毎日忙しい仕事に忙殺され、
ネタを書くよりも、仕事の資料を作成する生活が続き、
帰宅しても何もする気がおきませんでした。

もっとも
昨年1年くらいは、
私のブログ中で、
大離れに関する記述について、
とある人から批判されたという指摘があって、
なかなかブログを更新する気にもなれませんでした。。。

さらに以前も同じようなことを書いたかもしれませんが、
週に1回の練習では、弓道のネタを書くモチベーションが上がりません。。。

弓道のことを考えたら、
瞬時に自分のモチベーションが上がるような生活を送りたいものですが、
そこらへんは、自分が未熟ということですね。。。


で、今回こうしてここに帰ってこれたキッカケ。


インフルエンザB型罹患 orz


今週火曜の夜からインフルエンザに罹ったようで、
来週の月曜まで出勤停止です orz


そんな中でも、
仕事はまわっているわけで、
電話しまくり、メールしまくりの日々で、
休んでいても、あまり気が落ち着かないという状態でした。


が、
だんだん体調も良くなってきたのに、
外出できない、病人扱いされるという、
要するに暇人になってきたというのがキッカケでした。。。
なんともかっこ惡(笑)


ただ、
前回の捻りについては、
完全にゼロスタートになってしまいましたので、
もうちょっとネタの更新には時間がかかります。。。

もうしばらくお待ちください。



今年に入ってから、
まだ1回しか練習していません。

でも20kgの弓、ガッツリ引いて頑張ってます(笑)

・・・頑張りすぎて、
インフルエンザ罹ったって話も。。。。 orz

俺って、体力とか回復力がないなぁぁぁ
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捻り [弓道]

更新に、だいぶ間があいてしまいました orz

家のPCは、Windows10の自動更新後、
立ち上げると毎回ほとんどフリーズ状態で
ほとんど使えない状態となってしまい、

会社では、毎日えらいこっちゃ状態で、
ここで次に何を書こうかなんて思ってるヒマもなく、
昼休みも他のメール作成や文書作成に追われる日々。。。


思い切って2週間前に、家のPCを買い換えました。


しかし更新は朝にしかできないので、
まあ前日19時くらいに帰ってこれて、
翌日元気があれば更新可能かなぁというところです。

最近残業の時間管理もうるさくなってきたので、
残業で午前様になることはなくなってきましたが、
それでも22時過ぎる日が多いのでねぇ。。。 orz


さて。
捻りについて。

グダグダといろいろ言っていきますが、
現時点での結論は、
・捻りは必要、四つがけだろうと関係なし。
・捻りの意識は、弓構えで完成させておく必要がある。
 これが「円相」に繋がっている。
・大三、引分け、会で捻りをかけるのは手遅れ。
・捻りをかけるためには、取懸けの筈の位置を、
 親指の付け根から筈一本分空けることが必須。
・弓構えで捻るために、
 妻手の取懸けの人差し指の扱いを考える必要がある。


これらを踏まえて、読んでいただければと思います。



1年生で巻き藁を引き始めて、
この言葉『捻り』はさんざん聞かされた。

当時は当然三つがけ。

それに関連する言葉も良く聞かされた。

『大三から捻って引き分ける』:言葉の通り。回内する、という言い方もこれなのか。
『ぞうきんしぼり』:要するに弓手を伏せて、妻手を捻ること。
『妻手を担ぐ』『妻手の拳を肩に乗っける』:妻手が平づけにならないように注意すること。


これらに対する個人的見解。
『大三から捻って引き分ける』
 私自身も例に違わず、最初のうちは矢口があくことが多かった。
 口で矢を加えて、弓手の親指の付け根の矢枕に乗せていたことを思い出す。
 矢口があくことに対する対処療法ではあるが、
 どうやっても手首でしか捻りをかけられない。
 体で引くという感覚がどうも出てこない。

 そのうち、弓構えでの把引きを習ってからは、
 矢口があくことが少なくなってきたので、
 捻って引き分けるというのが
 学生時代の自分の射から全くなくなったように記憶している。

・・・だから『たぐり』の治らない、大三が広くて遠い弦道になっていたのだろうけど。。。orz


『ぞうきんしぼり』
 確かに矢口があかなくなる意識。
 これも対処療法なのかもしれないが、
 初心者であった私だが、これは何か違う気がすると、
 直感的に感じていた。
 
 「カラダをめいいっぱい使えない 引きの小さい射になるのでは・・・」
 
 正解だったと思う。
 
 私自身、この教え方は、対象者が初心者という限定付きの必要があると思う。
 理由は弓手を伏せることが、弓手手の内の天文線から弓を離すことにつながるから。
 弓手の下筋よりも、上筋の方が効いてしまうから。
 もしくは 弓手が単なるつっかえ棒になるだけだから。
 おそらく小離れの射であれば、これでも構わないかもしれないが。。。
 この指導は、小離れを志向していた時代の遺産で、
 使い道を間違うと、最終的に大離れには合わないという理解をしている。
 
 
『妻手を担ぐ』『妻手の拳を肩に乗っける』
 これが一番自分の中ではしっくりきた指導だったかもしれない。
 しかしやはりこれも、場当たりの対処療法に過ぎないと思う。


自分が捻りという言葉をあまり使いたくない、
現にあまり捻りという言葉が、自分の指導では出てこないのも、
捻りというのは、
大三引分けで、前の節でできていなかったことを、
補填するような印象を持っているから。

弓道教本第一巻のどこを見ても、
捻りというコトバ自体出てこないから。


弓構えで把引きが出来てさえいれば、
捻りは自然とかかる。
矢口もあかない。


そう考えて学生時代は過ごしていた。


そして弓を18kgに変えて、
捻りが不要と言われていた四つがけに変えてから、
捻りという意識は全く自分の中から姿を消した。


その後、
社会人弓道を経ていくうちに、
『捻りってどのくらいかけたらいいんでしょうか?』
と聞かれることが何回かあったが、

そのときは、
『かけを付けた状態で妻手をパーにして、
 弦枕に弦をかけて、
 そのまま打起こして、大三で弦がとんでいかない程度』
という話をしていた。


それが自分にとっては
一番しっくりくる感覚だった。


しかし
矢数もかけられなくなったためなのか、
試合での中りを求めすぎていたのか、
次第に会でビクリが発生するようになり、
終いには『その射を引いているうちは、県の代表として選考は出来ない』と
指導陣から宣告を受けるような状態までになってしまった。

そのときに、
川越在住の2人の先生から教わった、
『かけにチカラを預ける意識』『弓手手の内の虎口の皮の巻き込み』を習得して、
なんとかなったように感じ、
さあ次の挑戦を。と思っていた矢先に、
愛知に転勤となり、
現在に至るというわけだが。。。

週に1、2回、巻藁に向かい、ビデオを回し、
自分の射をチェックするのだが、
どうやっても戻る離れが治らない。
一瞬弓手の方に、妻手の肘ごと緩んで離れるのが、
0.03秒のコマ送りの3コマ分でハッキリ確認できる。

なんなんだかわからないが、
わからないなりに引いていくしかない。。。

そんなこんなで
愛知に来て3年経過し、迎えた埼玉大学弓道部夏合宿。


師範から
戻る離れ、緩む離れの原因として言われた言葉は
『捻り』がキーワードだった。


その翌年の埼玉大学弓道部夏合宿でも、
やはり師範から言われた言葉は、『捻り』だった・・・



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