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【祝 卒業】 [応援]

埼玉大学弓道部を卒業された皆さま、
おめでとうございます。

先日の追い出しコンパでは
卒業生ひとりひとりの挨拶で
いい話を聞かせて頂きました。

一日一生 一射一生
(これは師範のコトバでした(笑))

ATM (明るく楽しく前向きに)
(これも師範のコトバでした(笑))

奇跡を待つより 奇跡を信じて行動を起こす

筋を通す 決められたルールのなかで

ピカソのnext one

いろいろな方向からのアプローチを

欲望を 前に

time flies

自分に自分の蓋をしない

最後は自分の納得するカタチに

楽しく

初心

仲良く

自分のコトバと行動で 人に勇気を。

弓道だけにとらわれることなく。

泣けるほどの何かに出会えたこと。

16人も卒業生がいると、
いろいろなコトバが出てくるものだなぁと
感心して聞き入っていました。

しかしそれらは
大学3年間もしくは4年間の
弓道部生活を経験する中で
得たものなんだと感じました。

きっとそれは
一生を通じて
自分の心を支える
大切なコトバになることでしょう。

卒業して
いろいろな世界に
飛び込んでいくと思いますが、

皆さんには
同じ目標を抱き
心のベクトルをあわせ
共に過ごした仲間がいます。

ときに迷うこともあるでしょう。

そんなときには
仲間を、
自分自身のコトバを、
大学の弓道場を、
是非思い出してください。

自分の行くべき道を
ハッキリと思い出すことが
できるはずです。





今年の卒業生が
1年生で入部してきた頃は、
私が愛知に転勤して
1年が経過していたときでした。

遠く離れた場所から、
コーチという肩書きの自分は、
その当時の1年生、今年の卒業生と
どう接していいのかが全くわからず、
思い悩む日が多くなっていました。

道場に行ける機会も当然少ないので、
たまにしか来ないコーチをどう思っているのだろうと、
内心非常に不安でした。

仕事は予想以上に忙しく、
娘たちもまだ小さいので、
平日はおろか、
休日の練習も満足にできず、
自分自身の射を見せて、
背中を見せるということも
叶わなくなっていました。

それに加え、
自分自身の射も
あまりよい状態ではなく、
いろいろと試行錯誤を繰り返していたため、
たぶん
『あれがコーチの射?』
『あれが錬士の射?』
と思われてもおかしくなかったと思います。

今でもそうかもしれません。

週に一回以上大学の弓道場に通って、
現役大学生たちと
互いに弓道家として更なる高みを目指して
共に歩んでいくという
現役大学生に近い位置で
手助けをしながら共に成長していくという
自分が思い描いていた理想像から
どんどん離れていく実感がありました。

私自身、
やはりここでコーチを降りるべきなのか、
思い悩んでいました。





しかし

そんなときに
自分の心の中に出てきたコトバは、
やはり大学弓道部の中で聞いたコトバでした。


故・内田師範のコトバ。
『どういう形でもいいから
 弓を続けなさい。
 やめてしまったら何も残らないぞ』

ここで引き下がればゼロ。
何を掛け算してもゼロになってしまう。


自分が1年のときの主将だった
服部先輩が残してくれたコトバ。
『部員は宝だ 財産だ』
『心に夢を忘れずに・・・』
『頑張れ直樹 克己』
 (これは夜に一人でコソ練していたとき、
 記録の黒板にデカデカと書いてもらいました)

そうだ。
射術の上手下手、試合の勝敗うんぬんよりも、
まずこういう気持ちで、
仲間や後輩たちと向き合う先輩でいたいと
思っていたんだった。。。

部員ひとりひとりの最大最高の幸福とまではいかなくとも、
そんなチームを作りたいって、
夢みていたんだった。。。


1個上で、今でも弓道の師匠と言って過言ではない
藤原先輩が使っている下がけに残してくれたコトバ。
『拓』

もともと大学初心者で弓道を初めた自分には、
弓道自体が自分自身の開拓だった。

道は自分の後にできるもの。
前へ前へ。ひたすら前へ。ただ前へ。
突き進め。道を拓け。
そう気持ちを後押ししてくれた。


同期の岡村がよく言っているコトバ。
『弓道部で4年間やってきてよかったと思えるように。』

そうなる手助けをしたいって、
今でも確かにある自分の気持ち。


・・・そうだ。
現役学生のときに
自分自身が思い描いた
埼玉大学弓道部の姿を叶えられれば、
それでいいんじゃないか。

距離的な問題は、どうにもならない。
自分自身の射の状態も、今はどうにもならない。

『人にどう思われていようが構わない。
 自分の信じた道を歩いていくだけ。
 いまできることをやろう。』

そう心に決めました。

そして、
今年の卒業生をはじめ、
現役学生が
今に生きるという覚悟を決めた
必死の頑張りを見ていて、

『自分にしかできない
 弓道部の支援の仕方を探そう。』

そう思うことができました。

この数年は、
自分自身にとっても、
成長の機会だと思わせてくれたのは、
やはり埼玉大学弓道部の存在が、
皆さんのひとりひとりの存在があったからだと
思っています。


感謝


私もこの一言です。

ありがとうございました。





これから現役学生たちは、
壮大な目標に立ち向かっていきます。

おそらくいちばん身近で
今の弓道部員たちを見ていた皆さんの応援は、
とても心強いでしょう。

忙しい中で
時間を作って頂けるのであれば、
『不動心』の飾ってある
埼玉大学弓道場は
いつでも待っています。

願わくば、
紫の旗のもと、
共に同じ気持ちを抱き、
共に声を枯らす日を楽しみにしています。

また埼玉大学弓道場で、
世界のどこかの弓道場で、
Be-PLANTで、
埼玉大学弓道部の会合で、
お会いしましょう!

埼玉大学弓道部に関わった
すべてのヤツラの心の真ん中に
埼玉大学弓道部を

その夢を叶えるまで
挑戦は終わらない

我々は変わらず、
懲りずに挑戦を続けています!


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