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かけ [弓道]

尾方先輩が看箭内で、
私が無争かけを使用しているということを書かれておりましたが

現時点では
使用していた
が正解です。

結論から言うと、
確かに馴染むのは早かったし、
身の回りでも無争かけユーザーが増えてきたので、
(メインでは使用していないようですが、
 清水コーチは無争かけを持っています。)
おそらくかけの機能としては優れていると考えています。

しかし
メンテナンスを考えたときに不安が残るので、
金銭面に余裕がないのであれば、
選択しないほうが良いというのが
私の意見です。

(無争かけは、誂(あつらえ)の商品なので、
 手型を取るところから始まります。
 従って、10万以上になることは間違いないと考えておいたほうがいいです。
 私のかけは、10年くらい前の当時で12万円でした。)

私の場合、
使い方が下手だったのかなんなのか、
使用7~8年経過したくらいで、
捻り皮に穴をあけてしまいました。

無争かけは、
弦枕に特殊な樹脂がコーティングされているため、
捻り皮の交換となったら、
おそらくその弦枕まで交換ということになると推測しています。
(実際に修理の見積もりはとったことはありませんが。。。)

無争かけの作者は、
ご存知の通り、弓道範士八段の方ですので、
おそらく修理を依頼しても、
納期は年単位になる懸念があります。
そうなった場合、代わりのかけがないと困ります。
もう一個、同じものを持っておかないとならないということになると思います。。。

ですので、
現在は無争かけは、使用していません。
金銭面で余裕があれば、
あと2つくらい誂えたとは思いますが。。。。


じゃぁ、今は何を使っているの?という話ですが、
木内くんも使用している征矢弓具のかけです。

2年前の4月に、
木内くんに福岡まで連れて行ってもらって、
実際に征矢弓具で手型をとり、誂を作っています。

なぜ征矢弓具を選択したのか?

・帽子形状はなんとなく特殊だが、予想以上に親指の帽子の長さが短い。
 木内くんの持っていたかけが、自分でも引けそうだった。
・控えが柔らかい、帽子の付け根も柔らかいというのは、
 無争かけと同じ性質。おそらくすぐに馴染むと直感で思った。
・小山弓具がどうやら征矢弓具のかけを扱っていて、
 仮にかけの故障で、別の既製品を使わなければならなくなった場合にも対応ができそう。
・最近の現役生が多用しているので、指導する観点から自分も使ってみようと思った。
・メンテナンスが充実しているという点。
 宅急便で送りこめば、誂ならば送料だけでメンテナンスを実施してもらえるらしい。
 (この4月から価格改定で有料になるらしいですが。。。)



私が現在使用しているかけは、誂で15万円しました。

別に既製品でもよいのかもしれませんが、
私の手は短く、
(おそらく既製品でいうところの3号~4号あたりでちょうどです。
 四つだと、小さいかけはなかなか見つかりません。。。)
既製品を何個試しても、
手に合うかけがなかなか見つけられないので、
その手間を考えれば、誂えたほうが早いし、
なにせ高価なかけというのは、
鹿皮の材質が違います。

皮が硬くなりにくく、
手入れさえしっかりすればカビが生えることは皆無です。


しかし手になじむかけが見つかれば
鹿皮の材質を選ばなければ、
2~3万円くらいのかけでも
十分な機能を満たすものは見つかるんじゃないかと思っています。



・・・まずは無争かけの購入した当時の思い出話でもしようかと。。。



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ようやく更新する時間が取れました。

というより
更新する気になった
というのが正確なところです。。。 orz


確かに最近
仕事上で忙しい思いをしていて、
昼休みも仕事をしていたような状況だったため、
とてもとても更新する時間がとれなかったのもあるのですが、


思うことが、文章にならない。

そんな1か月でした。


しかし先日
大学弓道部の追い出しコンパに参加して
大学の弓道部の皆さんに直接お会いして、
話をしてみると、
ああこんなことを考えていたっけかなぁというのものが
心に浮かんできました。


今の流れだと
200射会の話から、
私の知る過去の埼玉大学弓道部の卒業生が
どんだけ練習していたかって話にしようかと思いましたが、
話題を変えます。


尾方師範の看箭の投稿文に
私が過去に使用していた無争かけの話がありましたので、
そこに話題を変えていきます。



その前に
追い出しコンパに参加して
心に思い浮かんだことを。



卒業生の皆さん
おめでとうございます。


毎年贈り的には『今日は昨日の我に克つ』というコトバを書いていましたが、
今回は『夢』と一言書かせて頂きました。

・・・いや決して的の数が多いから、短くしようと思ったわけでは。。。(笑)


今でこそアタリマエになってきた携帯電話。
電気自動車。

もともとは
人が思い描いてきた夢が現実のものとなった
いい例ではないかと思います。


そんなことできるわけない


夢を追い続ける人は、
心無い人に
そう言われながら毎日を生きてきたはずです。

しかしその夢を抱き続けたから、
夢に向かって挑戦し続けたから、

夢に向かう人が徐々に多くなり、
その多くの人に支えられ、
夢は現実のものとなったと、
私自身は考えています。


おまえなら 絶対できる
おまえなら 絶対叶えられる
実績や根拠なんか 関係ない
夢を胸に抱いて 今に生きろ


そう私は
いつまでもエールを送りたいです。



そしておそらく
この部活に入ったことの一番の財産は
このチームで知り合った人たちとの繋がり
そして
同じ目的を共有した
仲間ではないかと思います。

自分自身は
弓道部でできた人脈が
本当に貴重だと思っています。

勇気をくれたコトバ
心に刺さったコトバ
背中を押してくれたコトバ

ふと思い出すと
埼玉大学弓道部の先輩の
仲間の顔が浮かんできます。

私自身、
大学弓道部を卒業して
20年くらいが経過しています。

仕事に就いてから
研究・試作・営業・分析と
仕事内容は変わり、
転勤を4回経る中で、
ひとつところに留まることすらできない
自分自身の存在価値なんて
無いんじゃないかと思うことは
いまでもあります。

でも自分自身の存在を
一度でも認めてくれた
大学の弓道部があったから、

当時の
大学の弓道部の先輩の
大学の弓道部の仲間のコトバがあったから、
心折れそうなときも
いまでも頑張れていると感じます。

生きていくチカラそのものを
今でももらい続けられているのは、
弓道部の先輩がいるから
弓道部の仲間がいるからだと
そう思います。

これからは
アタリマエのように顔を合わせてきた仲間は
アタリマエに会えなくなってしまう状況になります。

久しぶりに仲間と再会するには
少しの努力が必要になります。

でも
少しの努力をするだけで
間違いなく生きるチカラをもらえるはずです。

この部活で築いた和を大切に
これからを逞しく生きていって下さい。

願わくば
また紫の旗のもとで
共に弓を引き
共に声を枯らす日を楽しみにしています!



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